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うつ病相談

うつ病は誰にでもかかりうる心の病気です。
特別な人がかかる、特別な病気ではありません。
うつ病は(心の風邪)と呼ばれることもあります。
うつ病になると、心も体もとてもつらい時があります。
でもうつ病は必ずよくなる病気です。みんな、それぞれのペースで、必ず。
だから一人で悩まないで下さい。
(憂鬱な気分が続いている。)(元気がない)(眠れない)必ず治ります。
毎日の生活の中で、いやなことやつらいことがあると、誰でも憂鬱な気分になります。
ほとんどの場合、気分が落ち込んでいたとしても、何か楽しいことがあれば紛れたり、時間が経つと元気を取り戻していきます。けれども、うつ病の場合は、良い事があっても気が晴れません。

1、 日常的な憂うつ感。やる気はでないが、家事をする。いやいやながら職場に行く。仕事を休んだとしても一日程度。

2、 うつ病。家事や仕事を、やらなくてはいけないと思いながらもできない。日常生活をこれまで通りに送ることが難しい。
(日常的な憂うつ感)と(うつ病)とを見分ける一つのポイントは、その憂うつ感がどれぐらい長く続いているか、ということ。 2週間以上、毎日のように、ほとんど1日中続いている場合には、うつ病の可能性があります。

うつ病 とは何か

うつ病のきっかけは、(ストレス)です。
心が弱いからうつ病になるわけではありません。一般的には、真面目でコツコツやるタイプ、几帳面で責任感の強いタイプの人が、強いストレスをきっかけで、うつ病を発症すると考えられています。
きっかけとなるストレスは、悲しいことやつらいことばかりではありません。周りの人にとっては一見喜ばしいことであっても、本人にとってはストレスとなることもあります。
一見喜ばしいこと。(結婚、子供の結婚、妊娠、出産、昇進、栄転)
環境、体調の変化。(進学、転居、就職、月経、更年期、異動)
悲しいこと。(家族や身近な人と死別、離別、離婚、別居、過労、リストラ)
うつ病になると、心と身体の両方に様々な症状が現れます。

うつ病になったら

最近、毎日のように、ほとんど1日中憂うつな気分が続いている(ここ2週間以上)
これまでは楽しかったことが楽しめなくなり、興味が持てない(ここ2週間)
自分は価値がない人間だと思う、自分が悪い、自分の責任だと罪の意識を感じる。
仕事、家事、勉強などに集中できない、あるいは決断や判断が難しいと感じる。
この世から消えてしましたい、死ねばよかったと考えてしまう。
眠れないなどの身体の症状が続いている場合には、陰にうつ病が隠れていることもあるので、注意が必要です。

専門家に相談する

食欲が落ちたり体重が減った、あるいは、食欲が増したり体重が増えた。
夜寝付けない、夜中に目が覚める、朝早く目が覚める、寝すぎてしまう。
普段に比べて話し方や動作が遅い、またはイライラして落ち着かない。
最近疲れやすくなり、気力がわいてこない。

専門家に相談するメリット

まずは休養をとること。
仕事をしている場合には、休暇をとって体を休める。
学生であれば学校側に伝えてしばらく休学する。
主婦であれば家事を他の人に頼むなどして休む。
というと簡単なようですが、仕事が忙しくで休むと支障がある、子供もいるので休めないなど、難しいこともあるかもしれません。
しかし、うつ病治療における休養というのは、夏休みなどのバケーションではなく、治療の1つとして不可欠なものです。
風邪をひいたら暖かくして薬を飲んで家で休めることが最も大切です。
休養をとるために入院する方法もあります。
休むことが苦手な人や難しい人は、医師や心理療法ができる臨床心理士に相談して下さい。

相談&連絡先 TEL:0120-119-268